サプリメントの知識
■サプリメントとは?、「補うもの」、「追加するもの」という意味の英語で世界中開発されてます。
日本では、「栄養補助食品」と訳されたり、「健活食品」とも呼ばれます。
アメリカでは、薬以外のもので、カプセルや錠剤の形をしたもの全てを指し、
食事以外で何かを補う場合に、それら全てをサプリメントと呼んでいます。
初めてのサプリメントを補給する方の補給例
■サプリメントを買うときの目安
(1)総合ビタミン(メーカーの勧める1日の目安は1個)
ビタミンA・・・・・・・・・・2000IU/個
ビタミンB群・・・・・・・・・(B1 1.5mg 他7種)
ビタミンC・・・・・・・・・・200mg
ビタミンE・・・・・・・・・・26.8mg(40IU)/個
(2)バラのビタミン
B-カロチン(ビタミンA)・・・2500IU/個 目安は1~2個
ビタミンB群・・・・・・・・・B1 5mg/個 他B2など7種 目安は2個
ビタミンC・・・・・・・・・・500mg/個
ビタミンE・・・・・・・・・・268mg(400IU)/個
(3)ミネラル
カルシウム・・・・・・・・・300mg/個(ビタミンD 100IU含有)目安は1~2
鉄(アイアン)・・・・・・・5.0mg/個 目安は1個
(4)プロテイン
栄養成分10g(大さじ大盛り1杯分)カロリー35kcal タンパク質8g 脂質0.2g
糖質0.4g レシチン イソフラボン含有
(5)ファイバー
500mg/個 目安は3~6
(6)レシチン
リン脂質540mg ホスフィラジルコリン200mg/個 目安は2個
(7)EPA・DHA
各200mg/個(ビタミンE8mg含有) 目安は1個
※次にサプリメントの基本的補給法を載せておきますのでご参考ください。
いきなり、全部補給するのは、つらいと思いますので、1ヶ月を目安に
除々にレベルアップしていきましょう。
<第1週目>
最初の1週間は、ビタミンの補給のみにチャレンジしてみましょう。
準備したサプリメントの(1)(2)を使ってみてください。
総合ビタミンとバラのビタミンを朝食時に1個ずつ補給し、夕食時に
水溶性ビタミンであるB群とCのバラとトッピングしてみましょう。
実感の有無にかかわらず第2週になりましたら次に進んでください。
<第2週目>
第2週目になりましたら、(3)(4)のミネラルとプロテインを(1)(2)に加え
補給してみましょう。ビタミンだけ補給しているときに比べ、
効果を実感しやすくなる方が多いようです。
<第3週目>
(1)(2)(3)(4)に加え(5)のファイバーをトッピングしてみましょう。
ファイバーは食事の吸収をゆっくりさせ、腸のコンディションを整える
ために摂るものですから、朝・昼・夕食時の毎食補給してみましょう。
<第4週目>
(1)~(5)に加え、(6)(7)のレシチン、EPA・DHAを補給してみましょう。
レシチン、EPA・DHAは基本的に朝・夕補給するのがベストですが、
1コしかない、もしくは、奇数個が理想摂取量の場合は、
夕食時に多く摂ることをおすすめします。
サプリメントの見極め方
合成のサプリメントは大量生産すれば安くなります。
いいものはそれなりに高くなりますが、かといって高くてもよくないものもあります。
同じ素材同士は同じ量で値段を比較することがたいせつです。
まず同じ素材どうしを比べ、そして同じ含有量どうしで値段がいくらになるのか比較しまし ょう。
同じ素材どうしで比べれば、あらためて素材別の効力で比べる必要はありません。
例として、合成のビタミンB群どうしで比較してみます。
日本製品Aが、1日量が1mgのものが30日分で700円とします。
もう一方のアメリカで市販されているアメリカ製品Bは、
1日量が50mgで250日分あって3135円とします。
Aは1日分が23.3円。Bは12.5円。
日米価格差は、1日量で比較すると、これくらいあるのがふつうです。
日本にいながらアメリカの製品を定価そのままで手に入れることはできません。
個人輸入したとしても、航空便の送料がかかりますし、さらに関税と消費税までとられますから、
アメリカでの定価の倍くらいにはなってしまうのです。
ですから価格差が、2倍というのは納得のできる価格差です。
Aを1瓶(30日分)350円で売れば、日米価格差がなくなり、非常に安いということになります。
ところが、同じ1mgがいくらになるかで比較すると、Aが23.3円で、Bが0.25円にな ります。
その価格差は93倍になります。
たとえA1瓶を350円で売っていたとしても、Bに比べて46.5倍も高いのです。
日本の安売りサプリメントはこの程度のものがほとんどです。
皆さんもぜひ1mg当たりでいくらなのかで、値段を比較してみてください。
同じ合成ならば安い方がいいでしょう。
素材が異なる場合は、コストパフォーマンスで比較すること
原材料が高いものは、製品価格も当然高くなります。
原材料が天然であれば、合成よりも高くなります。
しかし天然であれば何でもいいわけではありません。
せっかく天然を使いながら、ビタミンなどの成分だけを分離抽出したものであれば、
高いだけでそれだけの価値があるかどうかは疑問です。
例えば、合成ビタミンEは2倍の抗酸化力があったとしても、
天然ビタミンEが合成よりも2倍以上高ければ、コストパフォーマンスは悪いことになります。
つまり同じ効果を得るためにかかる金額を比較すれば、合成のほうが、
コストパフォーマンスがいいか、見極めることが出来ます。